メッセージ要約
1つ目は「人間の諦めの中から始まる神の備え」です。祭司ザカリアと妻エリサベトは神の前に正しく生きていましたが、子どもに恵まれず、年を取り諦めていました。しかし神は、彼らが忘れかけていた祈りを覚えておられ、救い主の道を備えるヨハネを授けると告げられました。神の備えは、私たちが諦めた時にこそ、想定外の形で訪れることがあるのです。
2つ目は「沈黙を通して整えられる」です。天使の言葉をすぐに信じられなかったザカリアは、ヨハネが生まれるまでロが利けなくなりました。これは単なる罰ではなく、外部の雑音から離れ、神の約束を繰り返し思い巡らせるための備えでした。沈黙の中で彼は、神の言葉が必ず実現することを魂の底から信じられるように整えられていきました。私たちも情報過多の現代だからこそ、様々な情報から離れ、 沈黙の中で神の言葉を深く心に留めてキリストの生誕を迎える備えをしていきましょう。
(音声聴けます)