6月15日礼拝(長瀬雄大牧師)

                            

「私たちが見るもの、神が見るもの」

聖書箇所「使徒言行録3章1〜10節」

  メッセージ要約

 今日のテーマは「見る」です。1つ目は「人の持っているものを見る私たち」です。聖書に登場する足の不自由な男性は、通り過ぎる人々を単に「施しをくれる存在」として見ていました。私たちも、無意識のうちに相手の外見や財カ、評判など、 「持っているもの」で人を判断し、そこから得られるメリットばかりに目を向けてしまう傾向があります。

 2つ目は「キリストを見て立ち上がる」です。男性に施しを求めたペトロは、彼が期待した金銀ではなく、 「ナザレの人イエス・キリストの名によって」立ち上がるように告げました。ペトロ自身、キリストを裏切った弱さを持つ者でしたが、その彼を赦し、復活の命を与えてくださったキリストが内に生きておられるゆえに、この言葉を大胆に語ることができたのです。

 3つ目は「神を見て賛美する」です。ペトロの言葉で癒された男性は、あまりの喜びに歩き回り、 踊りながら神を賛美しました。彼は初めて神殿に入ることが許され、真の自由を得たのです。私たちも、キリストの救いのカによって変えられ、今まで礼拝できなかった神を心から賛美し、キリストの内に生きる者として日々歩み続けていくのです。

 (音声聴けます)

   

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