メッセージ要約
今日のテーマは「しるし」です。
1つ目は「しるしとはキリストの説教である」です。キリストが語ったしるしとは、単なる奇跡や超常現象ではなく、神の言葉を伝える説教そのものです。ヨナがニネべの人々に悔い改めを促したように、キリストも説教を通して神の愛の言葉を語られました。奇跡はー 時的な驚きや感動を与えます。しかし、それだけでは心の根本的な変化や救いにはつながりません。私たちを悔い改めへと導き、神との関係を回復させる説教こそ、真のしるしなのです。
2つ目は「目を澄ませてしるしを見る」です。キリストは世における灯として神の光を示されましたが、その光を受け取るためには、私たち自身が「目を澄ませる」必要があります。群衆はキリストが示したしるしを目の前にしても疑い、悔い改めませんでした。それは、彼らの心の目が曇っていたからです。同じように、私たちも世の暗闇や日々の煩雑さに心を奪われると、キリストの光を見失ってしまいます。だからこそ、 私たちは澄んだ目をもって御言葉を受け取り、その命の光を周囲を照らしていくのです。
(音声聴けます)