メッセージ要約
今回のテーマは「偉さ」です。
1つ目は「偉さの議論をする私たち」です。弟子たちは誰がー番偉いかを議論し始めました。 「偉さ」という言葉は「大きさ」とも訳せるものです。私たちも、自分の地位や価値を他人と比較して測ろうとすることがよくあります。職場や学校、家庭において、私たちは常に自分の「大きさ」を気にし、他者と競い合おうとします。弟子達の姿は私たちの姿です。
2つ目は「本当の偉さとは、小さい者を受け入れること」です。キリストはー人の子どもを引き寄せ、最も小さい者こそ偉いと教えました。キリストは、当時無価値とされていた子どもをも十字架にかかるほど愛されたのです。この愛が私たちにも注がれていることを知る時、私たちは偉くなろうとする生き方から解放されるのです。
3つ目は「分派を超える偉さ」です。ヨハネが他の者が悪霊を追い出しているのを止めさせたのは、自分たちが正当で偉いと証明したいという思いからでした。しかし、キリストは、分派を超えて福音を伝えることこそが真の偉さであると告げました。
(音声聴けます)