12月17日礼拝(長瀬雄大牧師)

                            

「救い主の系図」

聖書箇所「マタイの福音書1章1-17」

  メッセージ要約

 マタイはイエス・キリストの系図を記しました。この系図には素晴らしい立派な経歴を持った人たちだけではありませんでした。人々から尊敬されていても、姦淫をした者、子ども欲しさに近親相姦した者、他の神を愛した者などが連なっています。他の宗教であれば、このような系図は記さないと思います。自分たちを救ってくれる救い主は、歴史的に評価されている偉大な人や立派な人たちが含まれた系図でないといけないと思うからです。

 しかし聖書の神は、血生臭い罪の血筋、系図の中に救い主を入れて下さいました。 「イエス・キリストの系図」はイエス・キリストの物語とも訳せる言葉です。キリストが私たちと同じ人間として生まれ、そして人類の罪をそのまま背負ったまま十字架に向かわれた物語がここから始まっていくのです。キリストは私たちと同じ人間に生まれたからこそ、私たちの罪を背負うことができるのです。それによって、私たちがどんなに罪の血に汚れていてもキリストが十字架で流された血によって私たちは救われるのです。このお方こそ、私たちの待つべき救い主イエス・キリストです。このイエス・キリストの降誕を改めて待ち望みながらアドベントを過ごしたいと思います。

 (音声のみ)

   

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