メッセージ要約
キリストがある町におられ伝道活動をされた時、全身規定の病を患っている人がいました。当時この病にかかった人は宗教的に汚れている人と言われ、ー般の人々から余儀なく隔離されていました。この人は家族にも友人にも会えずに何年と孤立していた状態であったのです。
しかしある時キリストの噂を聞き、キリストを見て平伏し、 「主よ、お望みならば、私を清くすることがおできになります」と願いました。本来なら接触するのは禁じられています。しかし彼は治りたいー心でキリストに頼んだのです。 するとキリストは手を差し伸べてその人に触れ、「私は望む。清くなれ」と言いました。するとすぐに癒されました。
本来清さとは、分離を意味します。私たちの想像する清さとは他の人と断絶することで自分を清く保とうとします。しかしー番清いはずの神であるキリストは、人間と距離を取るのではなく、むしろ触れて関わる事によって、私たち人間を清いものとさせてくださるのです。
(音声のみ)