9月3日礼拝(長瀬雄大牧師)

                            

「人々に歓迎されない救い主」

聖書箇所「ルカの福音書4章14-30」

  メッセージ要約

 キリストは生まれ故郷であるナザレの会堂に入り、聖書を朗読しようとお立ちになりました。そしてイザヤ書を通して恵みの言葉を告げられたのです。それを聞いてナザレの人々はキリストの事を褒めましたが、それと同時に「この人はヨセフの子ではないか。Jと言って歓迎しませんでした。人々は耳では確かに恵みの言葉として受けとれたのに、幼い時から知っているキリストを目で見た時、真の救い主であることを受けとめることができなかったのです。そしてその後ナザレの人々は憤慨し、 キリストを崖から突き落とそうとするまでの事件に発展します。

 キリストは生まれ育った場所で伝道する難しさを誰よりも体験されたのです。私たちも家族や親戚や地元など自分をよく知っている人へ伝道することがどれだけ難しいか痛感することがあります。神の恵みによる救いを知らせても、自分をよく知っている人から見たら「あなたが何を言うのだ」と言われてしまう時があります。その難しさを誰よりも深く知っておられ、体験されたキリストが今日も私たちを支えて下さるのです。

   

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