4月16日礼拝(長瀬雄大牧師)

                            

「私たちの間に起こった確実なもの」

聖書箇所「ルカの福音書1章1-4」

  メッセージ要約

 ルカテオフィロに宛てて福音書を書きますテオフィロ神の教え受けていました。 「受けている」という言葉は、求道者や信仰者への教育を表す言葉です。おそらくテオフィロは、その教えを受けていた求道者なのか、信仰者になりたてなのかと思われます。そのテオフィロに向けてルカは「あなたのお受けになった聖書の教え確実なものである」と語ります。なぜルカは神の教えが確実であると断言できたのでしょうか。1節に「私たちの間で実現した事柄について」のこの「実現した」は元々の言葉では受け身書かれています。実現された方、完成した方がおられる。誰が実現されたのか。それは神です。では神はー体何を実現されたのか。それはイエス・キリストの十字架と復活の出来事です。キリスト人間の罪のために十字架にかかり、その後甦って下さった。それはが私たち人間を罪から救うため計画をたて、そして人となられ、私たち人間に救いの道を実現させられたのです。この神が完成してくださった出来事だからルカテオフイロに「お受けになった教え確実なものであることを、よく分かっていただきたい」と断言するのです。

 私たちがどんなに普段の生活で揺れ動こうとも神が実現なさったキリストの救いの事実は変わらず確実なものであり、そこに立ち返り続けよ、と聖書は私たちに伝えるのです。

     

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