メッセージ要約
今日のテーマは「兄息子」です。
1つ目のポイントは「父親に怒る兄息子」です。兄息子は真面目に父に仕えていましたが、それは「良い行いには報いがある」という期待からでした。しかし、放蕩の末に帰ってきた弟が何の苦労もなく盛大な歓迎を受けるのを見て、彼は怒りを爆発させます。 「自分はこんなに頑張ったのに」という思いは、父を心から愛して仕えるのではなく、報酬を求める奴隷のような心だったことを示しています。私たちは、義務感で神に仕える時、兄息子のように、神の無条件の愛を喜べず、他人を裁く罪に陥ってしまうのです。
2つ目のポイントは「兄息子と共にいる父親」です。怒る兄に対し、父親は外に出てなだめ、 「子よ、 お前はいつも私とー緒にいる。私のものは全部お前のものだ」と語りかけました。これは、報酬を求める必要はない、すでにすべての恵みが与えられている「子」であるという、無条件の愛の招きでした。 この父親の姿は、私たちの行いに関わらず愛し、共にいてくださる神の姿そのものです。