お話のまとめ
最初の人アダムとエバに兄カイン、弟アベルが生れました。兄は農業を営み、弟アベルは羊を飼うものとなりました。ある時期となり、神さまに感謝の捧げものを奉げることになりました。兄は、収穫した実りを持ってささげました。弟は肥えた初子(最上のもの)をささげました。神さまは、カインのものには目を留めず、アベルの捧げものを受け入れたのです。
カインは心の中で怒り、顔をうつむいてしまいました。神さまと弟に対する不満や怒りがあったのです。それに気づいた神さまはカインに対し、罪を犯さないよう悪い思いをコントロールするよう警告しました。しかし、カインはアベルを誘い出し殺してしまったのです。
神さまは、アベルがどうなったかをカインを呼び尋ねましたが、カインは罪を認めず謝りませんでした。悲しんだ神さまは、カインに対し地上をさまよう人になると宣告を下しました。しかし、哀れんだ神さまはカインが守られるようしるしを与えてくださったのです。私たちは、神さまに悪い心を静めてくださるよう祈りましょう。
“今日のテーマ”