お話の内容
当時のユダヤの国のリーダーたちは、イエスさまを死刑にすることを決めました。この時ユダヤの国はローマ帝国が支配しており、死刑を決めるのはローマの支配者でした。それで、リーダーたちは支配者ピラトに訴えたのです。ピラトはイエスさまは何も悪いことはしていないこと、リーダーたちがイエスさまを「ねたみ」で訴えたことに気づきましたが、民衆が騒ぎを起こすことを恐れ、十字架の刑にすることを赦したのです。
イエスさまは、ふたりの強盗と共に死刑にあたる重罪人として十字架に掛けられました。そして、通りすがりの人々やリーダーたち、ローマ兵たちからは呪われた者としてバカにされののしられました。「木にかけられるものはすべて呪われた者である」(旧約聖書)とあるように。イエスさまは身代わりとなって人の罪ののろいをすべて負ってくださったのです。
イエスさまを信じていたアリマタヤのヨセフとニコデモは、亡くなられたイエスさまを新しい墓に納めました。イエスさまを信じていた婦人たちはそれを見守っていたのです。
“今日のテーマ”