お話の内容
前週からの続き。3日間祈りを終えたエステルは、神さまに命をゆだね、勇気をもって王さまに会いに行きました。すると王さまはエステルに好意を示し、願いをかなえようとも言ってくださったのです。そこでエステルは、自ら開く宴会にハマンと一緒に来てくれるよう願いました。王さまは快く受け入れてくださったのです。宴会は楽しく営まれ、後日もう一度宴会を開くことになりました。その時にエステルは願いを王さまに言うことにしたのです。
その夜王さまは眠れませんでした。そこで王さまは国の記録書を読んだのです。その中でエステルの育ての親であるユダヤ人モルデカイの訴えにより、王に対する反乱者を捕らえたことを知りますが、褒美を与えていないことに気がつきます。ただちに王さまはハマンを呼んでモルデカイに褒美を与えさせたのです。
2回目の宴会が催されました。その時エステルは王さまに、エステルをはじめユダヤ民族が滅ぼされる計画があること、それを計画したのはハマンであることを訴えたのです。王さまは激怒し、ハマンの権力を取り上げ、モルデカイに与えました。また、ユダヤ人の命を守る法律を全国に発布したのです。こうしてユダヤ人たちの命は守られました。
“今日のテーマ”