サンデーキッズ1月22日

「王妃になったエステルさん」

 テキスト「エステル記2〜4章」

   お話の内容

 ペルシャ帝国のクセルクセス王(BC486年〜465年)の時代、ダニエルさんから50年くらい後のこと。王さまは王妃を選ぶことになりました。全国から候補者が集められ、その中からエステルが王妃として選ばれたのです。彼女は、バビロニア帝国時代、遠くユダヤの国から捕らえられて住んでいた人々の子孫です。親が亡くなり、いとこのモルデカイが子として育てていました。ある時モルデカイは、王さまに対する反乱の計画を知り、王さまに知らせ、王を守ることが出来ました。このことは記録に残されたのです。

 その頃ハマンという大臣がいました。王さまから用いられ権力を得て、皆が自分にひれ伏し礼拝することを命じたのです。ハマンはアマレク人の子孫で、神と神の民に敵対し、昔からユダヤ人とは仲の悪い関係にありました。モルデカイは決してひれ伏すことはしませんでした。怒ったハマンは、モルデカイだけでなくユダヤ人を皆滅ぼすことを計画し、王をだまして許可を得ることに成功しました。

 ユダヤ人たちは皆悲しみました。モルデカイはエステルに、王さまにユダヤ人を助けるように願ってほしいと伝えました。しかし、王さまに呼ばれていないのに会いに行き、王さまの許しがないと死刑になるという法律があるのです。それでもモルデカイは、エステルに「あなたが王妃になったのはこの時のためではないか」と伝えます。エステルは王さまに会うことを決心し、皆と共に神さまにお祈りをしたのです。続く     

“今日のテーマ”

神の選びに答える勇気と信仰

Copyright © 安城キリスト教会All rights reserved.
Designed by 安城キリスト教会