サンデーキッズ10月13日

「戦うエリヤ」

 聖書「1列王記18章」

   まとめ

 先週に続き預言者エリヤの話です。エリヤを通して語られた神さまの言葉通り雨が降らず、干ばつが3年続いた頃、神さまはエリヤにアハブ王に会うように言います。アハブ王はエリヤに会い怒りを表しました。しかし、真の原因はアハブ王が真の神さまを捨てて、バアルとアシェラの偶像の神に従ったことであると説明します。
 
 エリヤはイスラエルを救う真の神さまが本当の神さまか、バアルが本当の神か対決することを王に提案しました。そして、カルメル山に王とイスラエルの民、バアルの預言者450人が集まりました。それぞれ祭壇を築き、捧げものとなる動物を供えます。神に祈り、火をもって答える神が本当の神であると。

 バアルの預言者450人が、朝から午後まで祈り踊り叫びましたが、何の答えもありませんでした。その後、エリヤも主の祭壇を築き、捧げものを供えます。そして、イスラエルの神である主の名を呼び祈りました。すると天から火が下り捧げものを焼き尽くしたのです。集まったイスラエルの民は主こそ神ですと言いました。 その後、閉ざされた天から待望の雨も与えられます。

 今の時代エリヤのときのような大きな奇跡は珍しいかもしれません。しかし、たとえ小さくても真の神さまはあらゆる状況、知恵、人、自然環境等さまざまな方法を用いて生きて働く神さまであり、私たちの祈りを聞き、神さまの方法で答えてくださるお方なのです。  

“今日のテーマ”

「生きて働く神は主おひとりである」