メッセージ要約
1つ目は「不正な裁判官でさえ動かす祈り」です。イエスは絶えず祈り、落胆しないことを教えるため、たとえ話をされました。登場する「やもめ」は、神を恐れない不正な裁判官にさえ、諦めずに訴え続け、ついに願いを聞き入れさせます。ましてや、私たちを愛する天の父が、昼も夜も叫び求める祈りを聞かれないはずがありません。たとえ目の前の状況が変わらず、神を冷たい存在に感じてしまっても、神は良い方だと信頼することが祈り続けるカとなります。
2つ目は「再臨の時を信じ、絶えず祈る」です。神は「速やかに」、つまり神の完璧なタイミングで正義を現してくださいます。その完全な実現は、キリストが再び来られる再臨の時です。だからこそキリストは、その日までやもめのように神の正義を信じ、訴え続ける「信仰」を持ち続けるように言われました。私たちが人生の苦しみの中で祈りが聞かれないと感じても、最終的な勝利と救いを信じるからこそ、私たちは落胆せずに祈り続けるのです。
(音声聴けます)