10月19日礼拝(長瀬雄大牧師)

                            

「神の国はいつ来るのか」

聖書箇所「ルカの福音書17章20-21」

  メッセージ要約

 1つ目は「神の国を待ち望む私たち」です。ファリサイ派の人々は、ローマの圧政からの解放、つまり目に見える形での神の支配を期待し、 「神の国はいつ来るのか」とキリストに尋ねました。現実は理想とは程遠く、苦しみが続いていたからです。この問いは、戦争や不条理が絶えない現代に生きる私たちにも通じます。 「神の愛と正義はどこにあるのか」と、私たちも同じように問いかけているのです。

 2つ目は「神の国とは、キリストの臨在の中にある」です。キリストは「神の国はあなたがたの中にある」と答えました。それは未来に来る王国ではなく、教会内だけでもなく、キリストご自身が、今も私たちの間に立っておられることを意味します。ナイチンゲールが地獄のような野戦病院でキリストの愛を現したように、どんなに絶望的な場所でも、そこにキリストがおられることを信仰の目で見出し、 神の愛を表していく、そこにすでに神の国があるのです。

 

   

Copyright © 安城キリスト教会All rights reserved.
Designed by 安城キリスト教会