4月13日礼拝(長瀬雄大牧師)

                            

「十字架で渇くキリスト」

聖書箇所「ヨハネの福音書19章28〜30節」

  メッセージ要約

 今日のテーマは「渇き」です。

 1つ目は「キリストは、預言通り体も魂も渇いた」です。イエス・キリストは十字架の上で「渇く」と叫ばれました。それは単なる肉体的な渇きではなく、神との交わりを絶たれたことによる、魂の深い渇きでもありました。この叫びは、神から離れた私たちすべての人間が抱える魂の渇きを映し出すものです。キリストは本来、神との完全な交わりの中で満たされていました。しかし十字架の上で、神に見捨てられることによって、自ら渇きを経験されたのです。

 2つ目は「キリストの渇きによって救いが完成した」です。キリストの渇きは、単なる苦しみだけでなく、私たちの救いを完成させるための預言の成就でもありました。キリストは、命の水を与えるためにこの世に来られましたが、そのお方ご自身が、極限の渇きを経験されることによって、命の水は私たち罪人にまで届けられたのです。それによって神の救いの計画が完全に実現しました。だからこそ、私たちは渇いたこの世界に向かって、 「ここに命の水がある」と、キリストを指し示していくのです。

 (音声聴けます)

   

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