メッセージ要約
今日のテーマは「清め」です。
1つ目は「清さの目的は、神との愛の交わり」です。清めとは聖なる神との愛の交わりをするための備えです。しかし、ファリサイ派の人々は律法を厳格に守り、外面的な清さに熱心でしたが、本来の目的である「神との親しい関係」を見失っていました。清さは、形式的な行いだけでは不十分なのです。
2つ目は「内側から清められていく」です。キリストはファリサイ派の人々に「あなたがたファリサイ派の人々は、杯や大皿の外側は清めるが、自分の内側は強欲と悪意で満ちている」と叱責しました。どれほど外面的に立派な行いをしても、心の内側が強欲と悪意で満ちていれば、真の清さは得られません。旧約聖書に登場するダビデ王も同様に、外見は王として立派でしたが、内側には罪の汚れがありました。しかし彼は悔い改め、神に「ヒソプで私の罪を取り払ってください」と求めました。ヒソプとは、キリストの十字架で流された血を象徴しています。この血によって私たちの内側も清められ、神の正義と愛が完全に示されました。私たちはキリストによる清さと自由の中て 神の子としての交わりを喜んで生きるのです。
(音声聴けます)