4月14日礼拝(長瀬雄大牧師)

　　メッセージ要約

　キリストは群衆に向かってヨハネについて語られました。 「言っておくが、およそ女から生まれた者のうち、ヨハネよりも偉大な者はいない。」ヨハネより偉大な者はいないとキリストは言いました。 しかしファリサイ派の人たちや律法の専門家たちはヨハネに対して、 『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、ヨハネだけでなく罪人とー緒に食べたり飲んだりするキリストに対して、 『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言って神の御心であるヨハネ、キリストを拒みました。それは彼らの知恵・知識から見れば、聖い神が罪人とー緒にいることなどありえないと思っていたからです。

　彼らがキリストを拒んだ悲しみを聖書はこのように記しています。 『笛を吹いたのに／踊ってくれなかった。／弔いの歌を歌ったのに／泣いてくれなかった。』キリストがこの地上に来られたことによって救いの実現が大きく近づいたのに、その喜びをー緒に分かち合ってくれない神の悲しみです。しかしそのような中でも民衆や罪人のー部の人たちは洗礼をうけ神の正しさを受け入れていきました。自分の知恵の正しさを手放し、神の知恵であるキリストを受け入れ信じたからです。