2月19日礼拝メッセージ

                            

「イエスさまを信仰の袋に迎えましょう」

聖書箇所「ルカ福音書5章33-39」

  メッセージ要約

 イエスさまが福音宣教にペトロを召し出した後、フアリサイ派の人々や律法の教師たちとの論議を通して、イエスさまはご自身の宣教が提供する福音の恵と、旧約の律法に生きる人々との信仰違いを浮き彫りにさせました。ユダヤ教の教師は傍観者でしたが、イエスさまの福音は新しい神の恵みをもたらすし、その福昔を喜んで受け入れる人々と共にあることをお示しになったのです。ル力は、病人を癒したり、徴税人レビを召し出したり、弟子たちとの食事を大切にしたイエスさまの行為は、ユダヤ教を代表するファリサイ派や律法学者との違いをはっきりさせました。ルカは、特徴的な事件を持ち出して、ユダヤ教古い革袋にたとえて、新しい革袋イエスさまの福音を受け入れる信仰、イエスさまへの献身、イエスさ間との交わりの生活にあることを記しました。

 特徴的な事件とは、@ガリラヤ地方のある町で、全身が規定の病(律法で定められている病気)に患わっていた人に出会いました。イエスさまが手を差し伸べると、その人は直ちに清められました。Aある日イエスさまが家の中でお話をされていると、屋根に上り瓦を破ってまでして、体がマヒしていた男をつり降ろす事件が起こりました。運んできた人々の行動や病人の思いを読み取って、イエスさまその人たちに信仰を見出しました。ですから、 「人よ、あなたの罪は赦された」と仰いました。 ところが、その場にいたファリサイ派や律法の教師たちは、心の中でイエスさまを神の冒涜者だと思っていました。イエスさまの業を否定したのでした。B徴税所にいた役人のレビを呼び出しました。律法によれば、レビは汚れた職業に就く者で、ユダヤ教からすると罪人として扱われました。その人物と食事を取ったイエスさまも同様に汚れた者とみなされました。C断食の問題での議論でした。断食に信仰心を結び付けましたが、イエスさまは、イエスさまとの交わりの恵みを説きました。 これらの事件を通して、ルカは、新しい信仰イエスさまへの信仰であることを描いたのでした。     

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