7月7日

 

「神の恵みに中心が留まる伝道の再確認」

聖書箇所「使徒の働き21章17〜26」

  礼拝メッセージ要約

 パウロは自由で公の伝道旅行を計3回行いました。その最後の伝道旅行の終了時に、パウロの異邦人伝道のあり方がエルサレム教会で再確認された意義はとても大きいものでした。ユダヤ人以外の人々(異邦人) を対象にした福音の内容が正しかったことになるからです。ユダヤ教からキリスト信仰に移った人々の間では、自分たちと同じ信仰理解や体験を持つことが正しい信仰と考えていたので、異邦人にも割礼を受けさせモーセの律法を守ることは当然と考えられていました。ところがパウロは、「あなたがたに罪の赦しが宣べられているのはこの方によるということを、よく知っておいて下さい。モーセの律法によって解放されることのできなかったすべての点について、信じる者はみな、この方によって解放されるのです」使徒13章38,39)と語ったので、ユダヤ人キリスト者は自分たちの信仰が否定されたと思ったのでした。

 第1回伝道旅行の成果をエルサレム教会に報告のために上ったとき、パウロはエルサレム教会のパリサイ派から信者になった人々から、ユダヤ人の先祖が守ってきた慣習に違反すると非難されました。この出来事によってエルサレム会議が開かれ、救いに関する問題が話し合われました。使徒ペテロは、「人の心の中を知っておられる神は、私たちに与えられたと同じように異邦人にも聖霊を与えて、・・・彼らの心を信仰によってきまめて下さった・・・私たちが主イエスの恵みによって救われたことを私たちは信じていますが、あの人たちもそうです」(使徒15章7−11)と発言しました。パウロの見解を支持しました。
 
 第1回伝道旅行と第3回伝道旅行の終了時に確認され救いに関する信仰のあり方は、信仰義認という理解の基礎を記しました。キリスト者の生活面でのあり方では、ー般的な不品行や食べ物に関する注意事項になったことで、この後の世界規模の伝道活動が聖霊の働きの中で、神の恵みに中心が置かれるようになります。